もう10時か、

【文芸】昼は会社員、夜は執筆、三度目の候補で芥川賞に ―作家 津村記久子さん [05/18](18)

1 ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★ sage 2009/05/18(月) 16:20:11 ID:???0

ホテルの宴会場で一斉にフラッシュがたかれる。
作家、津村記久子さんがマイクに向かって発した第一声は「……すごい人」。
授賞式に集まった数百人から温かな笑いが起こった。

三度目の候補作で芥川賞を受賞した津村記久子さん。
受賞後は想像以上の取材攻勢に戸惑う中、「小説を書いている間だけは『これは自分のやるべきことだ』と思えました」。

創作で物語を書き始めたのは小学4年のとき。そのころ両親が離婚し、母と弟、祖父母との5人暮らしになった。
中学で音楽を聴き始めると小説からは遠ざかったが、大学2年のとき「中村一義のファーストアルバムを聴いて」
再び書くことに目覚める。「『アーティストとはこうあるべき』という枠組みから逃れて、素の、その辺にいる人の立場
で本当のことを言おうとしていることが、衝撃でした」。このときに書き上げた300枚ほどの長編小説は、友人に見せ
る程度で、賞に応募することはなかった。

卒業後、就職した会社で上司から耐え難いパワハラを受け、10カ月で退職。
9カ月休養し、現在勤める地質調査会社に一般職で就職した。
25歳のとき、元気だった祖母の死をきっかけに「自分もいつ死ぬかも分からない」と、小説の投稿を始めてみようと決意。
大学時代に書いた作品をリライトし、小説すばる新人賞に応募。入賞はしなかったが3次選考まで残った。
「1176人中12番になったんです。これって芥川賞より競争率高いですよ(笑)」

27歳で、大学生の日常とささやかな事件を描いた長編が太宰治賞を受賞し、作家デビュー。
30歳で、音楽好きの女子高生を主人公にした長編が野間文芸新人賞を受賞。
同年に出版された、OLが主人公の中編2作品も連続で芥川賞候補となった。
会社員として働きながら執筆活動を続けていたが、「大した収入ではないし、会社からは特におとがめなしでした。
最初に芥川賞候補になったときは驚かれましたが、今回の受賞はそれほどでも。『あの子、今度は取ったんや』という感じです」。
>>2以降に続く)

http://woman.nikkei.co.jp/homep/photo/090518/people/people_a2.jpg

引用元:日経WOMAN
http://woman.nikkei.co.jp/people/article.aspx?id=20090513f2000f2
http://woman.nikkei.co.jp/people/article.aspx?id=20090513f2000f2&page=2
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