
【労働環境】もし『踊る大捜査線』の青島刑事が上司だったら--BusinessMedia誠 [07/30](31)
- 1 ライトスタッフ◎φ ★ 2010/07/30(金) 23:15:46 ID:???
- 俳優・織田裕二さん主演の映画『踊る大捜査線3』がヒットしている。前作が上映された
のは、2003年。このときは観客動員数が1260万人となり、日本の実写映画興行収入
記録のトップになった。数日前、私はその続編を見てきた。
率直な印象をいえば、20〜40代半ばまでくらいの会社員でいずれは管理職になりたい人、
あるいはすでに部下がいる人は見ておくといいと思った。今回は、織田さん演じる青島
刑事が新湾岸署強行犯係の係長(警部補)に昇進したことが大きなポイント。5〜6人の
刑事を部下として率いることになったのだ。会社員はココに着眼しながら見ると、いい
教材になるだろう。
私はこの『踊る大捜査線』シリーズをほぼすべて見てきた。それだけに「無鉄砲な性格の
青島がチームを引っ張ることができるのだろうか?」と映画を見る前は疑問に感じていた。
ところが、部下の指導力や組織の動かし方はレベルが高く、ほかの人はなかなかこの域には
達しないのではないかと思えた。
織田さんは映画パンフレットのインタビュー記事で、青島が上司に向いている理由として
次のようなことを挙げている。
「青島は人の長所を伸ばしてあげたり、全員をいいバランスでまとめるのがうまいんですよ。
(中略)これまでも青島は真正面からぶつかってダメなら真横からとか、自分が伝えたい
ことは変わらないけど、その方法は自在に変えられる人でしたけど、そこに強みが加わった
気がするんです」(7ページより抜粋)
これは、管理職で成功するかどうかの本質だと私は思う。一読すると、ごく当たり前の
ことを話している。だが、これは警察という組織に限らず、企業の管理職にも言えること
であり、極めて正論である。私が大企業や中堅企業の管理職を取材していても、このような
上司はほとんどいない。彼らを観察すると、部下の長所を伸ばすことや、部下にさまざまな
角度からアプローチして自分の考えを伝えることはまずできていない。
どちらかといえば、上司という権力や立場を背景に部下を強引に動かしているように映る。
取材者である私がそばにいることもあり、部下への物言いはソフトだが、仕事について
それをやるべき理由を伝えていないし、部下がこの仕事をすることのメリットも教えて
いない。部下からすると、「なぜこの仕事をするのだろう?」「そもそも、俺がどうして……」
と疑問を感じているのではないだろうか。
まるで自分が青島刑事のようにスムーズに部下を動かすことができるかのような書き方だが、
実は私もできない。…
ささやかな経験論から言えば、いざ管理職になり、部下を持つと織田さんが言うようには
まずできないものなのだ。
特にいまは、多くの会社の職場は多様な考えや価値観で構成されるメンバーになっている。
中途採用試験を経て入社した人や非正社員が増えて、女性や外国人もいる。年代も20〜60
代にまで及ぶ。コンサルタントが最近よく使う言葉で言えば、まさに「ダイバーシティ」
(多様性)なのだ。管理職としてこういう職場を指揮するのは、口でいうほど簡単ではない。
続く
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◎ソース BusinessMedia誠
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20100730/Itmedia_makoto_20100730023.html?_p=1
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