
【畜産】宮崎口蹄疫、移動制限を"完全解除"--『終息宣言』は8月27日の予定 [07/27] (50)
- 1 ライトスタッフ◎φ ★ 2010/07/27(火) 01:40:21 ID:???
- 家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)問題で、宮崎県は最後に残っていた
宮崎市の発生農場を中心とする家畜の移動・搬出制限を27日午前0時に解除した。
発生を確認してから3カ月余り続いた移動・搬出制限がすべてなくなる。
全面終息に向けて大きな節目を迎えたが、一連の対応についての検証はこれから。
ウイルス再侵入などの恐れも消えていない。
制限の全面解除により、県内全域で牛と豚の出荷や乳製品の製造が可能となる。
東国原英夫知事は県民にイベントや外出の自粛を求めた「非常事態宣言」も
同時に解除する。ただ県東部の感染多発地域ではウイルス混入の可能性のある
ふん尿が汚染物として残っている。県は汚染物処理が終わる見込みの8月27日に
終息宣言を出す方針。
今回の口蹄疫は、国内でも屈指の畜産地帯である都城市など同県内の計5市6町に
感染が広がり、牛と豚合わせて約28万9千頭の殺処分を余儀なくされた。
被害拡大はなぜ防げなかったのか。
最初の感染例について、農林水産省の調査チームは「3月中旬には同県都農町などに
侵入していた」との見解。1例目として感染が確認された4月20日より1カ月前だ。
初期に見つかった疑い例は口蹄疫の典型的な症状ではなかったというが、検査などの
遅れが感染拡大の一因になった。10年前に同県で発生した口蹄疫はウイルスの感染力が
比較的弱かったとされ、今回の初動対応に油断があったとの見方もある。
防疫作業が始まると、法制度や防疫指針が実態に合わない状況に直面した。家畜伝染病
予防法は殺処分と埋却を農家に義務づけているが、農家が自ら埋却地を確保するのは
難しく、公有地の提供が遅れた。ウイルスを体内に抱えたまま放置される牛や豚が相次ぎ、
ウイルスのまん延を招いた。
国と自治体の連携にも課題が残った。同法は対策の主体を都道府県としているが、
宮崎県は4月末、国に獣医師や埋却地の確保などで協力を要請。しかし国が現地
対策本部を設置したのは5月半ばだった。県と国には徹底した検証と対策の見直しが
求められる。
一方、今回の口蹄疫ウイルスの詳しい侵入経路は不明だが、海外から持ち込まれた
という見方が一般的。ひとまず宮崎県での流行が終息しても、中国や東南アジアなど
近隣諸国で断続的に流行している現状では「今後も再び海外から侵入する可能性は
十分ある」(動物衛生研究所の津田知幸・企画管理部長)。
東京大学の明石博臣教授は「再び侵入することを前提に対策を立てるべきだ」と
話している。
◎とんこつソース
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E0E4E2E6908DE0E4E2E5E0E2E3E29191E3E2E2E2
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