
【インタビュー】早稲田大学大学院教授 野口悠紀雄氏 〜 新産業を生むのは日本人でなくてもいい [10/07/08](106)
- 1 @@@ハリケーン@@@φ ★ 2010/07/11(日) 18:58:04 ID:???
- ■根拠なき楽観論に振り回されるな 日本に求められる産業構造の転換
<前略>
―たしかに、新しい産業への転換は必要です。グーグルの村上名誉会長は「日本企業はまだ
まだIT武装が進んでいない」とおっしゃっていました。そもそもIT産業が発達しきれていない
ということでしょうか。
野口 まず、日本にIT産業はないと思います。今のアメリカのIT産業というのは、グーグル
だけではありません。アップルもそうですし、アマゾンもそうですし、IBMもそうです。これ
らの企業では資本収益率が10%を超えています。アップルに至っては20%近くです。
日本の製造業においては、09年3月期段階ではホンダですら1%台なので話になりません。
10年3月期は黒字転換しましたが、それでも資本収益率は低い。問題は、アップルやアマゾン
に代表されるIT産業のような新しい産業が現れるかどうかです。日本にはこれがありません。
―日本には、そうした産業は生まれ得るのでしょうか。
野口 それは、日本経済が大転換しないとできないことです。
―具体的に誰がどのようにすれば、そのような産業が生まれるのでしょうか。
野口 唯一の方法は、日本経済が焼け野原になることです。廃墟になれば出てくるでしょう。
80年代、アメリカの製造業は日本からの輸出によって追いまくられ、繊維産業も鉄鋼もエレク
トロニクスも、みな潰れていきました。そして最後に、自動車が潰れました。それと前後して
、アップルやアマゾンのような企業が現れました。そうした流れは、政府が作ったわけでも
なく、誰かが作ろうとしてそうなったわけでもありません。
先に挙げたIT企業は競争の末に生き残ったもので、これらの企業が生き残るまでには死屍累
々なのです。それらのなかには、非常に先進的な企業もあったわけです。たとえばネットスケ
ープとか。ブラウザを発明しながら、マイクロソフトに追われて数年間で死んだ企業もあるわ
けで、その類の企業はいくらだってあります。
今の状況から、連続的にこういう企業が日本に生まれてくるとはとても思えません。とくに
最初に申しましたように、根拠のない楽観論で皆が何とかなるだろうと思っている限り、絶対
に出てきません。
アメリカにおいて、こうした企業をつくったのは、アメリカ人とは限りません。たとえば
グーグルのセルゲー・ブリンはロシア人ですし、ヤフーのジェリー・ヤンは台湾です。インテ
ルのアンドリュー・グローブはハンガリーで、彼はハンガリー動乱のときに脱出した人です。
サン・マイクロシステムズにいたっては、創業した人の半分以上が外国人です。だから、別に
日本人でなくてもよいのです。その意味で、アメリカとくにシリコンバレーは世界に開かれて
います。
―たしかボストンにも同じような地域があったのですが、やがて衰退したと聞きます。
野口 ボストンも、20年くらい前までは環状道路のまわりがリサーチ地域だと言われていた
こともあります。しかし、ここからはあまり優秀な企業は生まれてこなかったですね。10年
ほど前、アメリカ東海岸にもいくつかそういうところが生まれつつあると言われたことがあり
ます。でも結局はあまり発展しませんでした。
<以下略>
ソース:ネットアイビーニュース
http://www.data-max.co.jp/2010/07/post_10703.html
総レス数 106
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
IE等普通のブラウザで見る場合 http://tubo.80.kg/tubo_and_maru.html
専用のブラウザで見る場合 http://www.monazilla.org/
2ちゃんねる Viewerを使うと、すぐに読めます。 http://2ch.tora3.net/
この Viewer(通称●) の売上で、2ちゃんねるは設備を増強しています。
●が売れたら、新しいサーバを投入できるという事です。
よくわからない場合はソフトウェア板へGo http://hibari.2ch.net/software/
モリタポを持っていれば、50モリタポで表示できます。
read.cgi@hanako ver 2011/01/22
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)