
【自動車】どうなるエコカー開発!! 日本の特殊な燃費基準は世界で通用しない!? [10/07/01](255)
- 1 依頼79-307@備餡子φ ★ 2010/07/03(土) 18:35:17 ID:???
- そもそも燃費とは何か。
クルマもヒトと同じように、どんな仕事をしたのかで消費するエネルギー(燃料)の量は異なる。
たとえば高速道路で東京−京都間を移動した場合の燃費と、京都市内をゆっくり走った場合の燃費には、大きな違いがあるはずだ。
当然、高速走行した時のほうが走行距離あたりの燃料消費量は多いが、これを単純に燃費が悪いとは言い切れないだろう。
なぜなら、重量1.5tのクルマが数人の大人を乗せて、平均速度100km/h程度の高速で走った時の、“仕事量”を鑑みて燃費を考える
必要があるからだ。
走った距離が同じだとしても、時間当たりのクルマ“仕事量”は、短時間で走った時のほうが、ゆっくり時間をかけて走った時よりも
多いはずだ。
だから燃料消費量だけでなく「仕事量と燃料消費」の比率が、本来の燃費効率と考えるべきだ。
ところが新車を買うときに参考にするカタログ値としては、市内走行に相当する燃費しか記載されていない。
これまで、日本の政府が定めた燃費テストでは「10・15モード」と呼ばれる方式が採用されてきた。
しかしこれは、現実的な燃費からの乖離が大きいと指摘されることが多かった。
そのため政府は、燃費テストをより実燃費に近いとされる「JC08モード」に切り替え、2009年10月以降に発売されるクルマから
「JC08モード」による表示を義務づけた。
両者の違いは、例えば「10・15」はエンジンが暖まった状態による測定のみであったのに対して、「JC08」では暖気前の冷えている
状態から測定することが挙げられる。「JC08」は燃費だけでなく、同時に測定される排ガス濃度の面でも厳しい測定となる。
また、「JC08」では測定速度も多少速くなった。
しかし、エアコンオフ、カーナビなどの電気製品もオフという条件は「10・15」を踏襲している。
「JC08モード」による燃費は、クルマによっても異なるが、「10・15モード」測定と比べてだいたい15%〜20%くらい落ちるという。
例えばプリウスの場合、「10・15モード」では38.0km/Lだったが、「JC08モード」では32.6km/Lとなり、約14%の開きがある。
関係者はこれで実燃費から乖離しているという批判に対処できると考えているようだが、乖離が縮んだところで、乖離が解消された
わけではない。「JC08モード」も実燃費との間には開きが残っているのだ。
新車を購入する時の補助金や減税はモード燃費をもとにして、重量ごとに区分されたトップランナー制の燃費が基準となって算出される。
従って燃費性能はできるだけ実燃費に近づけることが必要だが、冒頭に書いたとおり、クルマの使い方、スピードなどで燃料消費量は
大きく変わってしまう。
日本では「10・15モード」でも「JC08モード」でも、基本的には市街地走行を想定して計測される。
しかし、欧米では市街地と高速を分けて燃費表示し、さらに混合モードとして市街地と高速走行をミックスした燃費性能も表示される。
(続く)
▽ソース:日経トレンディネット (2010/07/01)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20100622/1032170/
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