もう3時か、

【経営】優秀な中国人学生を採用できなくなった日本企業 [03/18](349)

1 ライトスタッフ◎φ ★ 2010/03/18(木) 14:31:00 ID:???
中国人人材の戦略的な採用は、日本企業にとっても経営課題である。従来、「中国人
人材」といえば、中国における現地法人が現地採用するのが一般的だったが、昨今は
本社で新卒を採用するケースが顕在化するようになった。

「中国人の新卒には総合職として働いてもらうことを期待しています。もちろん幹部
への起用も視野に入れています」

化学業界のM社はここ1、2年で、本社ベースでの中国人新卒の採用を積極化した。
多くの日本企業が雇用を絞っている中での、その取り組みは注目に値する。

また、製造・販売面でグローバル化を推し進めている製造業のB社でも、昨年から
「中国やアジアの大学を卒業した新卒」を重視した採用活動を行っている。期待する
のは、現地の開発拠点での活躍だ。そのためには、本社で採用し、自社のDNAを
移植する必要がある。

■優秀な中国人にとって日本企業の待遇は耐え難い

前述したように、中国人人材といえばコストダウンを理由にこれまで現地で採用するのが
一般的だった。現地に日本人を駐在させれば1年間のコスト(給料含む)はざっと2000万円。
住宅手当、家族帯同であれば教育費まで上積みしなければならない。

その管理職クラスの代用を2万元前後の月給で「日本語が流暢な中国人人材」にシフト
させれば、現地ビジネス拡大にもつながる。こうした認識で“現地化”を進める日本
企業は少なくなかった。

だが、こうした採用も限界に達した。優秀な人材ほど、日本企業の給料の安さ、年功
序列は耐え難いものになる。

現地採用の中国人社員からは、「上海子会社の日本人社員、日本本社、欧米企業と
比較すると魅力が薄い」との不満が漏れるように。日本企業への就職はただの腰掛けと
して、機を見て待遇のいい多国籍企業に転職するケースも出てくるようになった。

優秀な人材を取りこぼす状況に「上海の日本企業は単なるマナー教育的な役割に陥って
しまった」との指摘さえも出た。

他方、中国人人材の活用法にも変化が現れる。一昔前、中国人人材の一番の魅力といえば、
「安価な労働力」にあった。日本へは研修生として迎えられ、いわゆる3Kと言われる
現場で働いた。

また、エンジニア不足と言われた90年代後半は、日本で数年仕事を経験させたのち、
その人材を中国に戻して活用した。ところが2000年代に入ると管理職への起用が目立つ
ようになる。

「製造業なら、現場でのものづくりから管理部門での中国工場との橋渡し役に、ITなら
プログラマーからプロジェクトマネージャーへと、責任あるポジションに上り詰め、
日本人の部下を持って仕事をするようになりました。活躍の場所もいまや日本本社や
親工場です」。上海市で人材(紹介)ビジネスを手掛ける上海NISSO人力資源服務有限
公司の総経理・杉川英哲さんはこうコメントする。

海外子会社でのサポート的な位置づけから、いまや日本本社の“本丸”へ。ピラミッドの
底辺にいた中国人はすでに頂点に近い部分で活躍するようになった。本社採用された
中国人人材は管理職として現地法人へ派遣、製品開発や市場開拓に乗り出している。

※続く

◎ソース http://diamond.jp/series/china_report/10047/
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