
【音楽】 坂本龍一氏に訊く、これからの音楽のかたちと価値 [09/09/02](227)
- 1 進ぬなまけものφ ★ 2009/09/02(水) 10:44:02 ID:???
- インターネットの普及、iPodなどデジタルミュージックプレーヤーの登場にともなって、
「音楽配信」はますます大きな存在になってきている。
これまでは“欲しいときにすぐ手に入れられる”というような利便性のみが注目され、
クオリティは二の次という感が強かったが、「KRYPTON HQM Store」や「e-onkyo music store」など、
CD以上のクオリティを持つデータを配信するサービスが登場し、そのイメージも覆された。
レコード、CD、そしてデータ……メディアの変化にともない、そのかたちだけではなく、
「音楽の持つ価値」も変わってきているのではないか。
アルバムに“データ版”を用意したり、ライブを24時間以内にiTunesで配信するなど、
意欲的な試みを行っている坂本龍一氏。
音楽コンテンツの作り手として、そしていちリスナーとしての坂本氏の考えをうかがった。
■今後の主流は音楽配信になっていく
「音楽配信という形態は今後も普及こそすれ、少なくなることはないと思います。
今後は主流は音楽配信で、CDやレコードはコレクターズアイテムみたいな位置付けに
なっていくんじゃないでしょうか」と語る坂本氏。
「レコードからCDに主流が移り変わったとき、レコードは趣味的なものとして残りました。
今度はCDのシェアがシュリンクして配信が主流になってきている。
配信が主流になっても、CDもレコードも完全にはなくならないでしょう。
携帯電話だけで聴く人もいればPCを使って聴く人もいる、レコードやCDを変わらず愛する人もいる…
というように、チャネルの多様化が起こっていると感じています」
− 3月に発売された、坂本氏5年振りとなるアルバム「out of noise」は、
アナログレコード(2枚組)、CD(パッケージレス/フルアートワークパッケージ)、
ダウンロード(48kHz/24bitのAIFF ファイル、320kbpsのMP3)という五つの形態でリリースされた。
これは前述のように多様化するチャネルに合わせた結果だという。
「僕自身も住み分けをしているんですよ。とりあえず気になるものは配信で聴いて、
いいなと思ったものはCDで買う。そしてすごく愛着のあるものは、レコードで買いたいなと思う。
それは、レコードは手でさわれる『モノ』としての愛着とか、ジャケットに描かれたアートワークの価値が大きいから。
オーディオ的にも、アナログですから論理的にはリミットレスの情報を記録できるわけでしょう。
メディアとしての可能性という点でも面白いですよね。CDは、モノとしての魅力はレコードより少ないけれど、
コンパクトだから置いておきやすいとか、CD時代になってからの音源しかないとかの理由で少しは残っていくのかなと」。
>>2以下に続きます
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