
【鉄道】ミニ新幹線400系「つばさ」廃車へ−在来線で高速の知恵は…[09/07/02](168)
- 1 依頼@台風0号φ ★ sage 2009/07/03(金) 00:09:35 ID:???
- 新幹線の電車が在来線で走る――。「ミニ新幹線」とも呼ばれるこの構想は、92年に開業した山形新幹線で
初めて実現した。初代となる400系車両の「つばさ」は、今年度限りで廃車となる。それまでの新幹線車両より
小さな車体で時速240キロを達成するため、新たな工夫がちりばめられていた。
新幹線のレール幅(軌間)は1435ミリ。在来線の1067ミリに比べ約40センチ広い。山形新幹線開業に
あたっては、在来線区間の軌間を広げて乗り入れを実現した。
ただ、トンネルやホームなどの設備はほぼそのまま。400系を在来線車両並みに小さくしないとうまく
走れない。一方で、新幹線区間は時速240キロを出せないといけない。「最も神経を使ったのが、車輪や
車軸を組み込んだ台車の開発だった」と、400系の開発に従事したJR東日本・運輸車両部次長の
田島信一郎さん(56)は振り返った。
200系など当時の新幹線車両の台車は、車軸の間隔が2.5メートル。在来線の特急車両は2.1メートル
だった。これが短くなるほど高速での安定性は悪くなる。
鉄道総合技術研究所の技術顧問、岡本勲さん(64)によると、JRが発足した87年ごろから台車の研究を
始めた。急カーブのある在来線区間を想定した計算値などから、たどりついた車軸間隔は2.25メートル。
「試作した台車を試験台に載せて動かした結果、240キロは安全に出せることを確認し、問題ないと判断した」
JR東日本は、この研究をもとに新たな台車を製造し、90年11月の試運転で使った。「車両として成り立つ
のかドキドキだった。時速240キロで走れたことで、半分以上クリアできた気分になった」と田島さん。91年9月
には、この車両で当時国内最高の時速345キロを記録した。
新幹線と在来線では、保安装置(ATCとATS―P)や交流電源の電圧(2.5万ボルトと2万ボルト)などに
違いがある。新型車両には、両方に対応できる装置と切り替え機能が必要だった。新幹線ホームとのすき間を
埋めるための乗降口のステップ、福島駅で東北新幹線「やまびこ」と分割・併合するための連結器、といった
設備も加わった。
先行車の発注時に車両課長だった鉄道コンサルタントの佐藤芳彦さん(63)は「従来の新幹線より長さが
5メートル、幅も50センチ近く縮まった。その小さな車体のどこに何を収納するかで知恵を絞った」と話す。
▽ソース:asahi.com (2009/07/02)
http://www.asahi.com/science/update/0630/TKY200906300004.html
▽画像
http://www.asahi.com/science/update/0702/images/TKY200907020002.jpg
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